【ポイント】ブレイン メンタル 強化大全

ビジネス書

今回の記事「ブレイン メンタル 強化大全」①成果を出したい人が最初に読む本

今回は、「ブレイン メンタル 強化大全」です。

作者は樺沢 紫苑さん。以前「アウトプット大全」についても記事を書いています。

相変わらずちょっと言い過ぎというか、本当に??と思う箇所もあります。笑

ただ、健康オタクである私はこの本を読んで、待ってました!という感じでした。様々な本に散らばっている情報をわかりやすく一冊まとめてくださっています。

ブレインメンタル強化大全とありますが、簡単に言うと肉体的なコンディション精神的なコンディショの両面を最高にする方法ということです。

当たり前ですが、心と体、どちらが欠けても最高のパフォーマンスは出せません。どちらも整って、初めて自分の持っている力が出せるのだと思います。

本書の目的は2つです。

「脳のパフォーマンスを高め、より仕事や勉強ができるようになる」ということ。

もうひとつは「身体疾患とメンタル疾患を予防し、病気にかかることなく長生きする」ということです。

「ブレインメンタル大全」樺沢 紫苑

ということで、この本で心と身体のどちらも整えて、健康体になりましょう!

 

今回の記事は、こんな方におすすめ

・健康オタクの方
・パフォーマンスを最大化したい方

概要

本書は5つのCHAPTERから構成されいます。

CHAPTER1 睡眠(SLEEP)←今回の記事
CHAPTER2 運動(EXERCISE)
CHAPTER3 朝散歩(MORNING  WALK)
CHAPTER4 生活習慣(LIFESTYLE)
CHAPTER5 休息(REST)

まずCHAPTER1の前に、RULESで基礎知識が記載されていますので、一部を抜粋しておきます。

どんなスキルより先に、「生活習慣改善力」を高めよう。

「ブレインメンタル大全」樺沢 紫苑

はい、はっきり言ってこれにつきます。特に若い方はわからないかもしれませんが、何をするにあたっても「健康」でいることが最優先

他の小手先のスキルなんて、後でいいのです。笑

内容について

睡眠不足は、「命」を削る

まず、睡眠不足のデメリットについて。

そもそも「睡眠」はどう健康に関わるのか?睡眠不足になるとどうなるのか?について記載されています。

本書で書かれている睡眠不足のデメリットは4つあります。

①病気になる、寿命が縮む
②仕事のパフォーマンスが著しく低下する
③太る
④認知症になる

「ブレインメンタル強化大全大全」樺沢 紫苑

ここでは詳細は割愛させていただきますが、いずれも根拠があります。

睡眠不足が身体に悪いと分かってはいたものの、改めて明文化されたものを見ると、思っていたよりも悪影響が大きく、衝撃でした。

なお②の仕事のパフォーマンス低下については、下記のように記載されています。

睡眠を削ることで、集中力、注意力、判断力、実行機能、即時記憶、作業記憶、数量的能力、数学能力、論理的推論能力、気分、感情など、ほとんどすべての脳機能が低下することが明らかにされています。

「ブレインメンタル強化大全大全」樺沢 紫苑

睡眠時間を削って勉強していた昔の私に教えてあげたいです…頑張ってる自分に満足して、記憶力や集中力、パフォーマンスは下がっているよ、と笑

  

睡眠に悪い習慣ワースト5

本書では、睡眠に悪い習慣のワースト①~⑤は下記とされています。。

分かってはいるんですが、どれもついやってしまってないでしょうか?

①ブルーライト&強い光:後述
②飲酒:アルコールによる睡眠時間の短縮
③興奮系娯楽:アドレナリンによる興奮
④食事:成長ホルモンの分泌低下
⑤喫煙:ニコチンによるアドレナリン分泌

②〜④はあくまで、眠る直前だと睡眠に影響するという話なので、寝る2時間前までに済ませれば問題はありません。

⑤喫煙は、私はしたことがないのでわかりませんが、今は喫煙者も少ないのでそんなに気にする必要もないでしょう。

そうすると、特に気をつけなければならないのは①かと思います。

本書によると、①ブルーライト&強い光は、長時間浴びると睡眠物質メラトニンの分泌を抑制してしまうということです。

◎メラトニンのすごい効果

睡眠物質メラトニンは、「眠気」をもたらし、睡眠を深めて、疲労回復を助ける他、

免疫増強作用(病気の予防)、抗酸化作用(アンチエイジング)、新陳代謝アップ(美肌効果)、抗腫瘍作用(NK細胞活性化)など、

「不老長寿の妙薬」といえる究極のホルモンです。

「ブレインメンタル強化大全大全」樺沢 紫苑

ただ、この光に意図的に抑制しないと難しいと思います。基本的になんでもスマホでできるので、無意識のうちに長時間使ってしまっているからです…恐ろしい…

なので、私は以前はベッドでスマホをいじることを禁止していました。

と言っても、気持ちだけでは無理なので、充電器をベッドに置かないようにしました。物理的に使うことを禁じないと、意志の弱い私はついスマホを触ってしまうのです。笑

なお今は子供と寝室が同じなため、明るくしてはいけないので、強制的に使用は不可能となっております。笑

ちなみに、逆に睡眠にいい生活習慣としては、「入浴」と「運動」があげられています。

ということで、今回はCHAPTER1から、2つを抜粋して書かせていただきました。

本書を読むことで、今までなんとなく思っていたことが、はっきりと理解できました。

当たり前といったらなんですが、すべて「健康」あってのことなので、改めて「健康」について勉強してみてはいかがでしょうか?


最後までお読みいただきありがとうございました!

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